RAZER HUNTSMAN 分解/キースイッチ取外し方法の紹介

キーボード

はじめに

RAZERのHUNTSMANと言えばオプティカルスイッチが採用されています。今回は分解をしてキースイッチの取外しまでをやってみたので、手順についてご紹介をしていきます。
チャタリングしてるなーとかキーが反応しないなど修理をしたい方への参考になればと思います。

製品の紹介

まずは少しばかりではありますが、HUNTSMANの特徴などをご紹介していきます。
MODEL No:RZ03-0252
接続方式:有線
サイズ:140mm×444mm×35mm
重量:860g

●何と言っても特徴はオプティカルスイッチ!アクチュエーションポイントはリニアだと1.0mmで今回紹介するクリッキーは1.5mmとなっており、押下圧はリニア40g、クリッキーが45gとなっている。
●スイッチ上部にあるキースタビライザーバーは、キーキャップの四隅のどこを押しても、キーキャップモーションの水平性と一貫性が保たれるようになっている。
●インターンネット環境ではボタンの割り当て変更、マクロの割り当てなど自分のプロファイル構成をクラウドストレージに自動的に保存できる。インターネット環境下でなくともオンボードメモリに最大 5 つのプロファイルを保存可能。

現在ではV2も出ており2023年11月にはラピットトリガーが採用されたV3も販売されますので今更感はありますがご了承ください。

分解の紹介

まずは開封の儀

まずは上面のカバーと底面を分離するためにネジを外していきます。
すべてプラスネジになっており、正面は写真赤丸の箇所17本と裏面は2箇所だけとなっており、上の両端にある滑り止めのゴムを取り外すとネジが隠されています。
キースイッチの交換では全てキーキャップを外すことはしなくても大丈夫ですが、今回私は清掃もしっかりしたかったので、キーキャップはすべて外しました。

ネジが取れましたらスパッジャーを差し込みながら1周ぐるりと同じような作業をしていきますと分解することができます。ギターのピックなどでも大丈夫です。
開けますとUSBケーブルのコネクタが真ん中左寄りのところに繋がっていますので、余丁はそれなりにありますが少し気にしながら開けましょう。
コネクタは手で引き抜くことができます。ケーブルを掴んで引き抜きがちかと思いますが、気にせず力任せで扱うとケーブルが引き抜けたり断線したりする可能製もあるので注意しましょう。
底面は開けた時に汚いなと思いましたが、エアーダスターで随分綺麗にすることができました。
まぁ一応その後にアルコールシートでさられ拭き上げましたが!

キースイッチの交換方法

簡潔に申し上げるとキースイッチは刺さっているだけです。
取外しには裏面から写真のように押し出すだけです!ただかなり硬いので布を挟んで両手で行わないと男性でも外すのは難しいのではと思います。キースイッチの値段とこの外す労力を考えると数個の調子が悪いキースイッチを取り替えるならやってもいいかなと思いますが、10個以上ならもう新しいの買っちゃえ~と思うくらいホント硬くて辛い作業です。

キースイッチを外しての形状の写真です。
キースイッチの分解ですがシルバーの金具など簡単には取れなさそうな構造をしていましたので断念しました。
多分壊す勢いで無いと分解できないだろーなーって感じです。

キースイッチを装着するときですが、外すときの逆になります。
キースイッチの差し込みについて、他のも見れば方向などはわかると思いますが、一応逆向きで刺さるか試しましたが刺さらなかったので間違えることは無い構造になってくれています。
押し込む時は押す面が大きいからか、外す時よりかは力はいりませんが(そんな差はありませんが…)それでも硬いので、布を間に入れて両手で押し込むことをおすすめします。

電子部品の紹介

部品について名盤が見えるように撮影しましたので参考にしていただければと思います。
1枚目はメインのチップになりますが、2枚目~4枚目はオンボード用?コンデンサ?すいませんわからないので、取り替える際はご自身で探していただければと思います。

動作確認その他

基盤と外装については写真に写っているように数カ所ネジがされていたので、分離することができるかと思います。キースイッチを外す必要があると思うので、今回はスルーさせていただきますm(_ _)m
飲み物をこぼしてしまったなどの際は各部しっかり拭き取り清掃する必要があると思うので、そんな時は諦めて頑張りましょう!
動作確認ですが、PCに繋いでライトは点灯でOK!キー入力が簡易的に確認できるネットのページでキーの入力も問題なく反応してくれました。
有線のキーボードで特に負荷機能などもないので、確認としては以上で問題なしとします。

おわりに

分解からキースイッチの交換と特別な工具は必要なく作業できました。
修理の経験がない方や苦手な方も簡単に(キースイッチは根気がいりますが)できるかと思います。
一部のキーだけリニアにするなど良いかもしれないですね!

今回は以上となります。
他にもマウスやヘッドセットなどの修理や分解手順をご紹介していますので、読んでいただけると幸いです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。