Logicool G G512 分解/メカニカルスイッチの交換

キーボード

はじめに

キーキャップが複数行方不明のG512キーボードを入手しました。
仕事用に前からカッコいいなと思っていたG512を探し見つけたのですが、青軸でもイケるだろうとの勝手な妄想と青軸のキーボード持っていなかったので興味からこちらを購入させていただきました。
結局仕事には向かないなぁ(音がね!)と思いつつ、実物を見て更に気に入ってしまったこともありキースイッチを青軸ではないものに替えることにしました。
今回キースイッチは茶軸を110個(後に100個しか注文していなかったことをこの時は知るよしも無かった(゚A゚;)のですがね)購入!茶軸にした理由はアリエクで安かった!ただそれだけです。

キーボードの分解

まずは前面と裏面にあるネジを外します。
前面はすっごい多くのネジがあります!すいません、なのでどの箇所かは表示していません。
裏面ですが、上の方の滑り止め2箇所だけでした。
シールのところにないのは、ほんと助かりますよね。

ネジが全て外れましたらスパッジャーなどでこじりながら引っかかりを外していき基盤装着側と分離します。
ケーブルですが、丸の箇所ですね!繋がっておりますので白いコネクタの方は、なかなか硬いのでピンセット等で引き抜きます。ピンセット等の工具を使うと挟む力が入りやすいので、コネクタの破損に注意してください。
もう一本はネジで止まっているだけなので、ドライバーでネジを外します。
外れた後は、私は失くさない+どこのネジかわかるようネジだけ取り付けをしておきました。

メカニカルスイッチのハンダ除去

1個のスイッチで2箇所ハンダ付けされています。
ということで、これから104キー×2箇所=208個のハンダ除去をしていきます(´ε`;)
作業には温度制御ハンダ吸取器で、とい言いたいところですが初挑戦から電動のを使うのはいかがなものか!(本当は高くて手が出なかったのですが…)なので、エンジニアさんのハンダ吸取器(SS-02)を使用して吸い取っていきます。
最後の方にエンジニアのハンダ吸取器(SS-02)を紹介した記事のリンクを張っておきますので、見ていただけると嬉しいです。

作業手順としては、フラックスを塗って⇒ハンダを溶かして⇒吸取器で吸い取るの繰り返しで、何度か飽きながら208個頑張りました。
中にはしっかり取り切れてなかったものがありますが、ハンダを盛り直してもう一度同じ手順でやるときれいに吸い取れます。
私が下手なだけかもしれませんが、吸取りしきれなかったやつをハンダ盛り直さず吸い取っても吸取りはできなかったので、ハンダ付けて最初の状態に戻すのが早くきれいに吸い取れると思います。

メカニカルスイッチの交換

スイッチを専用?工具で外していきます。
ハンダ吸取がうまくできなかったのか、引き抜くのに力がいるところとスポッと抜けるところがありましたが、総じて力がいるところばかりでかなり腕が疲れました。

購入した茶軸のキースイッチを取り付けていきます。
これは写真で見てもらってわかるように向きなども含めて付くようにしか付きません。
ただ差し込む時に黒い凸のところがグッと押し込んでパチっとハマるようになっているので、はんだ付けする足のところが穴にはまっていないのに押し込むと、硬いものではないので折り曲がった状態で取り付けられるようになってしまいます。
取り付け後に裏面を見て両方の足がしっかり出ていることを確認しましょう!
出ていない場合は残念ですが、取り外して⇒曲がった足を真っ直ぐに直し⇒サイド差し込むようになります。

全てのキースイッチを装着しはんだ付けが完了しました。
最初に述べましたが、9個スイッチが足りないことに最後の最後で気づきまして、悩んだ結果テンキーのところ青軸でもいいかなってことで仕上がりが写真のようになりました。
これで一度動作確認をしたのですが、3つのキーが反応しなかったのでパターンを破壊してしまったかなーと思いテスターで導通確認で繋がっていないところを探し原因を特定していきました。
新品なので問題ないとは思いましたが、一応はじめに取り替えたスイッチの導通など壊れていないかはチェックしました。

失敗のリカバリー

詳しくわわからないのですが導通を確認すると、スイッチは1個飛ばしで繋がっているようでした。
写真にある通り2箇所で導通が取れない状態となっていたので、引き籠もりがちな私はAmazonで安く細ーいケーブルを適当に選んで購入しまして、又この時にケーブルストリッパーも電気工事士取得の際に購入したものが行方不明になっていたので、諦めて新しいのを購入しました。
1000円以下でコスパがいい商品だと思いますのでリンクを張っておきます。

ケーブルは適したものを使用できていないかもしれませんが、ジャンパーしたいだけなので気にせずはんだ付けで補修をしました。

さいごに

動作試験も無事全てのキーが反応することが確認できました。
キーキャップはLogicoolのがキー配置の幅が特殊なのかうまくはまってくれるものが見つけられていないので今回はこちらの状態でfinishしたいと思います。
Lgicoolでこの形式に合うキーキャップの販売はないようので、安いジャンクのLogcool製品でも探していきたいと思います。

ハンダ吸取器の紹介は下記画像リンクからどうぞ!

エンジニア SS-02とその他のハンダ吸い取り器比較
はじめにキーボードのスイッチを青軸から違う軸に変えたくて、スイッチを全交換してみよう!ということで104×2=208個のハンダを取らなくてはいけないので、なんとなしに購入して使わなかった安物の吸取器があるのですが、せっかくなので口コミも上々...

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