はじめに
ゲーミングに適しているワイヤレスで軽量なヘッドセットであるG535!こちらの分解をできる限り行っていきます。修理などの参考にしていただければと思います。
分解は自己責任で、保証がある時はけして自分で直そうとせずにメーカーに問い合わせましょう。それでは製品説明をしてから分解の紹介をしていきます。最後までお付き合いのほどお願い致します。
製品の紹介
ワイヤレス接続かつ軽量型であるG535ですが、1万円しないコスパがよいヘッドセットとなります。
接続方式:無線(LIGHTSPEED)
通信可能範囲:12m
重量:236g
ドライバ:40mm
周波数特性:20Hz~20kHz
マイク:単一指向性
■製品特徴
・G733のヘッドセットより一回り小型となっているかわりに軽量化をしている。
・イヤーパッドは低反発性があり、通気性にも優れているスポーツメッシュ素材を採用することで長時間の
使用も快適に保つことができる。
・マイクブームは上に上げることでミュートにしたり、少し角度をつけられるので口元に持ってきたり、
逆に邪魔にならないようにすることが可能となっている。
・ヘッドバンドはG733にも採用されている調整可能なリバーシブルでカラフルなものが採用されており、
取外して洗濯などをすることで清潔に保つことが可能となっている。
・Discord認定製品!!
分解の紹介
ドライバの分解
まずはイヤーパッドを取外します。伸縮性のある生地(ゴム?)で取り付けられているだけとなりますので、引っ張れば外すことができます。
まずはドライバーしかない右側ですが、4箇所プラスネジで固定されていますので、ドライバーを使用してネジを取外します!ネジだけで止まっているようなものなので、これで取外しが可能です。
次にブームマイクなどがある左側ですが、右側と同じ4箇所のネジで取り付けられていますが、プラスではなく星型のネジであり、さらに1箇所がシールが貼られており隠れております。
ピンセットやデザインナイフなど先端が細いもので剥がす必要がありますが、本体を傷つけないように慎重に剥がしましょう。
右側と右側でネジの種類が違うのは、中古を購入したためもしかしたら以前の持ち主が分解でなくしてしまって代用したのか、左側はメイン基板もあるし厳重にしたのかはちょっとわかりません(;^ω^)
特殊なドライバーは無いよって方はAmazonで安価な精密ドライバーセットがあるので1個持っておくと便利です
右側は左側から来ているケーブルが小さい基盤に配線され、基盤からドライバーへという単純な機構となっています。左側はバッテリー、マイク、左側のドライバ、右側へのケーブルという感じでごちゃごちゃしていますね!
また基盤も電源スイッチや音量、Micro-BTYPE-Cが取り付けられているため左側より大きめの基盤になっていますね。基盤を取り外す際は赤丸のネジ1本、あとは切掛でハマっているので外しながら取外します。
2024.6.25 端子タイプ修正
基盤のケーブル配線や部品
1枚目は右側ですが基盤左から緑、赤(ドライバへ)と赤、緑(左側のメイン基板へ)という配線となっています。黒いのはホットボンドのようなので補強がされています。
2枚目の左側ですが、まずはバッテリーのコネクタを外しましょう!色々説明した後ですが、手順としては一番先にやりましょう!ショートとかして機器を壊してたら泣くしかないのでね。
コネクタを外す時は、かったーーいのも偶にあります!そんな時のためにオススメはコネクター抜き、こちらもそんなに高くないので購入をオススメします。
左側はごちゃごちゃしているので、アップ画像にて紹介すると1枚目左から緑、赤(左側ドライバ)、赤、緑、金(マイク)となります。2枚目は基盤裏側になりまして、赤、緑(右側へのケーブル)と配線されています。
メイン基板と丸く穴のある部品は、音量のローラーを取り付ける部分ですね!三角形の出っ張りが見えているのは・・・なんですかね?(;・∀・)
写真は基盤を取外していますが、音量のローラーやMicro-Bの電源口などハマっているので、やや取りにくいです。基盤を斜めにしたりしながらなど焦らずはずしましょう。
ヘッド部の分解
最後はヘッドの部分です。固定はネジ+ヘッド側が凸でドライバ側が凹という感じでバッチリはまっていますので、2枚目写真のようにスパッジャー等を差し込んで押し上げると外れます!そこそこ力はいる作業ですので、壊さない程度に力を込めてぶんかいしましょう。
左右ともに同じ方法です。これなら壊れてしまったときも部品がありケーブルが再利用できるならば難しくはなさそうですね!
さいごに
特に故障している箇所がないので、分解だけの紹介となってしまいました。分解のレベルとしては有線ヘッドセットとそんなに変わらなかったので、簡単にできると思います。
ケーブルは細く耐久性はそんなにないと思うので、作業時は断線に注意するとともに電源はしっかりOFFにして、分解の早めのタイミングでバッテリーと本体を切りはなしましょう。
以上となります。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。