RAZER BLACKWIDOW LITE 分解と種々修理の紹介

キーボード

今回はRAZERでホワイトのゲーミングキーボードであるBALCKWIDOW LITE MERCURYを分解して故障している部品の交換など修理過程についてご紹介していきます。

動作品の中古を購入したのですが、左CTRLのキーが効かないんですよ!よく見ると左下の角フレームが曲がっているではありませんか!!おそらく落としてしまったのでしょう。効かないキーの位置がちょうど一緒なのでキースイッチの取替だけでは直せない可能性があるなーと不安が出てきましたが、軸種類は違いますが余っているキースイッチがあるので一旦忘れて取替をしていきたいと思います。

ゲーム専用に設計されたメカニカルスイッチを要するコンパクトな静音タイプのキーボード!それが今回ご紹介するBLACKWIDOW LITE。
MERCURYシリーズでホワイトqwwにデスク周りを統一している人にはオススメのキーボードです。

サイズ:‎133mm x 361mm x 36.2mm
重量:660g
接続方式:USBケーブル(Micro-USB)
押下圧:45g
キーストローク:4.0mm
アクチュエーションポイント:1.9mm

■特徴
・ケーブルが取外し可能なタイプなので、持ち運びなどのによる移動や最近人気なコイルケーブルに取り替えるなどができるところがGOO
・コンパクトなボディーなので、マウスの使用領域が大きく取れたりなどゲーム利用としては、フルサイズより使いやすくGOOD
・静音性とタッチ触感のあるフィードバックの両方を兼ね備えたオレンジ軸が採用されており、さらにOリングも付属しているので、さらに静音にすることも可能なところが(≧∇≦)b
・10キーロールオーバーおよびアンチゴースト機能もついてます!
・キーキャップは標準的な物よりサイドが浅くできているようです。標準的な物が取り付けられないわけではないです。

不具合部分について

動作確認の結果、左のctrlキーが効かないのがわかりまして、よくよく見ると角の部分が少し曲がっていました!!落としたことが原因でキースイッチが故障してしまったのでしょうね…
オークションの説明には記載されていなかったのですが、まぁ幸い軸は違いますが余り物があったので、こちらに交換をしていきます。また曲がっている部分もできるだけまっすぐに戻していこうと思います!(๑•̀ㅂ•́)و✧
キースイッチですが、amazonでは1個からの販売はしていないようのなので高く見えてしまうかと思います。私はアリエクで購入しましたが、1個換算だと差はほとんどない感じです。

プレートとケースの取外し

プレートとケースを分離させます!BLACKWIDOW LITEですが、ネジが前面にあるものだけで固定がされております。RAZER製品にしては珍しく裏面にはなかったので、分解がラクで良かったっす。
今回私はキーキャップの洗浄もしたかったので全て取外しましたが、分解だけでしたらキーキャップはそのままでも問題ありません。ネジはプラスネジで全部で15本!やや面倒くさい作業なので電動精密ドライバーなんてのも安い製品もあるのでオススメです。
ネジをすべて外したらプレートとケースは手作業で十分できます!他の製品だと切掛でも固定されていたりしてスパッジャーでこじったりが必要なのが多いので、この点も分解がし易い製品ですねぇ。
シンプルな構造のため分解としては以上となります。基盤とプレートを分離させるには全てのキースイッチを取り外す必要が出てきてしまうので、省略させていただきます。

プレートの板金

ペンチを使ってまっすぐに戻してみたいと思います!そのままだとプレートを傷つけてしまうので先に軽く拭き取るときに使ったキムワイプを束ねてクッション材にしました。折れたりしないように慎重にやりまして当初よりはだいぶマシになりました。ヨシ!!

キースイッチの取替え

キースイッチの取替です!いつも通りエンジニアのハンダ吸い取り器を使っていきます。フラックスですがペースト状のを新たに購入したので、今回からはこれを使っていきます。使ってみて液体状よりしっかりとフラックスが盛れて使いやすかったです。
キースイッチの交換は、まず裏面にもしっかりキーの名称が記載されているので、取り替える場所を特定します。後はフラックスを盛ってハンダゴテで温めながら吸い取るの3ステップです。
エンジニアの使用感想は別記事がありますので、そちらを参照していただければと思います。

エンジニア SS-02とその他のハンダ吸い取り器比較
はじめにキーボードのスイッチを青軸から違う軸に変えたくて、スイッチを全交換してみよう!ということで104×2=208個のハンダを取らなくてはいけないので、なんとなしに購入して使わなかった安物の吸取器があるのですが、せっかくなので口コミも上々...

ハンダの除去ができましたので、キースイッチを引き抜きます!今回私はペンチを使用しましたが、再利用するなどを考えているならば引き抜き工具を使うことをオススメします。
ペンチでは力も入りやすいので破損したり傷ついたりします。どうでもいい時はラクに引き抜けるのでオススメです。

スイッチの取り付けですが逆向きに取り付けたりはできないので安心してください。キースイッチを押し込む形で取り付けるのですが、足がしっかりと穴から出てることを確認しましょう。
後はハンダ除去の逆バージョン+1です!フラックスを塗布して→ハンダゴテで温めて→ハンダする→無水エタノールでフラックスを拭き取るです。
フラックスはそのままにしておくと酸化の原因になるので、忘れず綺麗に拭き取りましょう!

チップ、コンデンサ等

基盤にある部品の種類は以外と少ない感じでした。
いつかMicroをType-Cに変更することなどやってみたいなーって思っていますが、なかなか行動に
うつせない(;´д`)トホホ…

動作確認ですが、組み立てる前に一度確認しておきましょう!なんでかって直ってなかったら15本のネジ面倒いですよね。無事取替えたキーの確認ができ、他のキーも変わらず反応したので、修理は成功ってことで組み立てて終了です。

さいごに今回から以前よりずっと買いたかった音波洗浄機を購入したので、早速使ってみました。
内容物入れすぎですかね?振動している感じもなく穏やかな感じの状態が続いていたのですが、果たして綺麗になったのか?元が見栄えとしてはそこまで汚くなかったので、効果がイマイチ感じられなかったのですが、まぁ綺麗になったっていうことにして今回はフィニッシュとしたいと思います。

さいごまで読んでいただきましてありがとうございます。
今後も修理したり分解したりと、主にゲーミングデバイスのを扱っていくので参考にしていただければと思います。