RAZER TARTARUS V2 完全分解!!修理や清掃する時に。

キーボード

愛用しているRAZERのTARTARUS!ゲームに動画編集に重宝している左手用のキーボードですが、長らく使っているためキーの間にゴミがあったり外装も汚くなってきたため完全に分解してキレイにしてみました。
同じ清掃目的のための分解や修理目的のための分解などの参考になればと思います。

 製品名      ‎ Tartarus V2
 サイズ‎ 60mm x 203mm x 153mm     
 重量 348 g
 接続方式 有線

・メンブレン式ラバードームの柔らかなクッションのタッチとメカニカル式スイッチのカチッとした明確な押し込み感を統合したメカ・メンブレンスイッチ!両方の良い部分を統合RAZERが開発した新たなスイッチとなっている。
・プログラム可能な 32 個のボタンで、ショートカットやマクロを設定可能!8 方向親指パッドを使うことでカンタン動作やコマンドの拡張も可能となっている。
・最大1,680万色のライティングに対応。

外装の分解

まずは初っ端からネジが多いです(^_^;)
裏面ですが、滑り止めのゴムの箇所+名盤シールの裏にもあります。
具体的な箇所は写真の赤丸の箇所で15本となります。
名盤シールはゆっくり焦らず剥がしていけば、元の感じに戻すことはできるので慎重に!写真の通り左側にあるので、剥がす時はそっち側でだけで十分!
ネジは多いので無くさないようにしましょ。

15本の内2本だけ長さが違うネジがあります!これは大切なので覚えておきましょい。
種類は全部プラスなので、その点は特殊なものではないです。
ネジがすべてはずれたらプラのスパッジャー等で隙間をこじ開けていきましょう。

上部の分解

 上の部分は分解と言っても何か配線がされているとかもありませんので、修理目的の方はほぼほぼ触らないところでしょうーね。
 私の場合は、今回この部分を特にキレイにしたかったためしっかり分解してキレイに仕上げました。
 方法としては、キーキャップは引っ張れば外すことができるのですが、白い台的なものは裏面にネジで固定がされています。すべてプラスネジですので、特段難しいことは無いかと思います。
ただ数字順といえば数字順ですが、キーキャップ外す前は一枚写真を残しておくと便利ですよ。

サイド部の分解

サイド部分もスパッジャーを隙間に入れてこじ開ける感じです。フレキケーブルが本体基盤と接続されているので、スパッジャーを差し込み過ぎたり、開けるときに勢い余って断線させないように注意しましょ!
ケーブルはコネクタの黒い部分を均等に引き上げることでロックが外れて引き抜けるようになります。またケーブルは後ほど本体の基盤を外すときに固定されたままだと厳しいので、固定されているネジ(プラスネジ)1箇所を外しておきましょう。

 十字キーの部分ですがカバーを外すとスイッチが4つ取り付けられています。こちらですが形式の記載はなく確認することができなかったので、サイズだけ測定しておきました。
 結果としては、写真の通り4.6mm ✕ 8.8mmとなっています。またタクトスイッチは6.1mm ✕ 6.1mmという感じです。

下部の分解

 こちらがメカニカルとメンブレンのいいトコ取り結果の形状ですね!正直私今回分解するまでこちらの製品はメカニカルキースイッチとばかり思っていたので、あれ?メンブレン?ってなりましたけどメーカーページ見て納得しました。
 基盤を外すには見えている4箇所と少し発見し辛い2箇所の計6本のネジを外す必要があります。基盤を底面シェルから取り外すことで、ローラーの取り外しもできるようになります。なので、ローラーの交換はここの分解まですることが必要です。

ローラー部分はあまり使用していないので特に汚れてはいなかったのですが、ホコリなどが溜ると機器が悪くなるので今回拭き取りをしてキレイにしておきました。
ローラーの部品であるエンコーダーは11mmのものが使用されているようです。この部品も過去に1回だけ機器が悪い不具合マウスのときに原因となっていたものなので、故障の原因となる場合もあるので、その際は購入の参考にしてください。

当初はゲーム用途で購入したものではあったのですが、動画編集など左手デバイスとしても優秀なこちらの製品!今後もお世話になるため今回はキレイにすることができたと思います。
割と内部までホコリなどが入ってなかったので、清掃だけならキーキャップを外してエアーダスターで吹き飛ばし、歯ブラシなどで磨けばキレイになるかもです。(^_^;)
最初に言えよっ!って思った方すいません。最後になに書こうかなって考えてたら気づいたことでお許しください…
他にもマウスやキーボードを分解したり修理したりと紹介していますので、そちらの記事も是非見ていただければと思います。