はじめに
今回記事にするのは、これから無線マウスでゲームをするという方に安価なエントリーモデルLOGICOOLのG304について、分解について実際行った内容をご紹介していきます。
分解しないと確認できない部品なども参考にしていただけると思いますので、ぜひ最後まで読んで多々だければと思います。
製品の紹介
カラーバリエーションも豊富なG304、バッテリーでなく電池式ではありますが無線タイプなのでコードが邪魔!ということからの開放と手の小さい方でも握りやすい小型のマウスであるG304。セール時に購入すれば3~4千円で購入が可能なコスパに優れたゲーミングマウスだと思います。
接続方式:無線(LIGHTSPEEDワイヤレス)
サイズ:116.6mm × 62.15mm × 38.2mm
重量:98.6g(電池なし75.6g)
DPI:12,000
電池寿命:約250時間
ポートレート:1000Hz
備考
・ブラック、ホワイト、ブルー、ミント、ライラックの豊富なカラーバリエーション!
・HEROセンサーが搭載された高コスパ
・USBレシーバを電池横にある収納ポケットに収めることができるので、持ち運びなどに便利
・G HUBを使えばボタンなどカスタマイズが可能
・電池座残量が15%以下になるとLEDインジゲーターで確認が可能
分解の紹介
外装の分解
まずは分解時の余計な故障を防止するために電池は抜き取りましょう!上部をスライドするようにすれば外れます。
分解には裏面のネジ4つを外す必要があります。隠しネジとなっていまして、マウスソールシールを剥がすことでアプローチできるようになります。
ネジは全てプラスネジとなっています!ココだけに限らず今回分解で外すネジは全てプラスネジとなっており、一部分だけネジ頭の大きさが違うものがありましたが、そちらの箇所については後ほど記述します。
今回は特殊なものはありませんが、分解に便利な精密ドライバーセットの紹介をさせていただきます!セール時は1,000円ちょいで購入できるので、簡易的な修理などやってみたい方なら安くても十分だと思います。
あと次工程以降で使うスパッジャーも合わせてご紹介させていただきます。
ネジを外しても1箇所切掛があってサクッとは外れないようになっています。スパッジャー等で後ろ側(手の甲が乗る部分)から外していきましょう!
上面とソール面が分かれるようにできたかと思います!クリックボタン用と電池用、サイドボタン用のケーブルがあります。各々コネクタでメイン基板に配線されています。作業に繋がったままだと邪魔なのでコネクタ部分を掴み引き抜いておきましょう。
もしもコネクタが引き抜きにくいようでしたら専用の工具もあるので、そちらの購入をご検討ください。
ソール面の分解
基盤の取外しについては4箇所、サイドボタンの基盤に1箇所の計5本を外すと取り外すことができます。
サイドボタンについては更に各箇所ずつネジで固定されています!水洗いなどをしたい場合は差ネジが錆びないようにメンドウですが、こちらのネジも外しましょう。
基盤を取り外すことでマウスホイールもフリーな状態になります。軸にバネが付いていますので、紛失しないように注意しましょうね!
マウスホイールですが、綺麗に拭き取りにくいのでG703用に購入したホイールが余っていたので採用できるかなぁと思いましたが、少し分厚く大きいので取り付けることができませんでした!残念
後々調べたら本体色と同じ色のホイールが売っていたようなので、今度購入してみようと思います!見た目すてーきになりそうですよねーーー(*^^*)
ソール面の部品紹介
1枚目はサイドボタンのスイッチですねKailh製としか分からなかったですー(;´д`)トホホ…他のマウスでココの部分交換しましたがサイズあってれば全然取替えて使うことは可能です。クリック感などはスイッチの特性に依存しますけどね。
2枚目はDPI変更するボタンのスイッチですね。こちらもKailh製で印字されている文字が色々試したのですが読み取れなかったです。おそらくですがTL13ZAかなぁーと…………..
3枚目は裏面にある電源ON/OFFのスライドスイッチですね。キーボードなどのスライドスイッチも同じのを採用してますね!後ほどリンクを貼っておきます。
4枚目はメインのチップその他です。
やらかし事象
よくやらかすやつなのですが、スライドスイッチなど稼働する部品は分解中に無くさないように端にそっと置いておくのですが、組み立てるときに大抵忘れるんですよね!ネジをもう一度外してって、いつもどっと疲れるので皆さんは注意しましょう。
ということで、2度めの組み立てで今度こそ元通り。
上面の分解
まずはじめのネジは4箇所の計7本!私は2枚目の箇所にある2本が最初気づかずに分解ができず、そこそこの時間を使うという苦戦をしていました。
順番はどこからでも良いので、ガンガン外していきましょう。
見えにくい2本のネジですが、穴が小さいので細い棒のドライバーが必要になるかと思います!ダイソーの精密ドライバーで十分ですね。
クリックのカバーですが、写真のように一度ネジがある面を浮かせてからクリックする面を多少持ち上げつつ引っ張るような感じで取外します。
綺麗な言い方をしましたが、壊れない程度にクリック面をガチャガチャ上下に動かしながら引き抜くって感じですかね。
クリック用のスイッチの取外しですが、まずはクリックカバーの固定用のカバーを外します。各々ネジで固定されているだけですので、ネジを外せば簡単に取り外せます。
そうするとスイッチのネジ各々2本ずつがアプローチできるようになったかと思います。こちらのネジですが、はじめに申し上げた一部だけネジが違うところがあると言った該当の箇所となります。
3枚目の写真を見ていただけるとわかるかと思いますが、頭の部分の大きさが違います。
仮に間違えてクリックスイッチの基盤の方は取り付けてしまったとして、小さいのを別の箇所でつけることになるので、最悪固定が弱く部品が外れてしまったりすることも想定されるので、間違えないようにしましょう。
スイッチを引き抜くことで、自由に動かせるようになったかと思います。スイッチの交換ではハンダ作業が必要になるので、ココまでの分解は必要となります。
さいごに
小型のエントリーモデルだったので、もっと部品が少く簡単に終わるかなーと思っていましたが、安くても他のLogicool製品と同様作りはしっかりしていましたので、思ったより手間がかかりました。
マウスホイールの本体と同じ色のやつについては、ぜひやりたいなーと思うので、この後早速ポチりたいと思います。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
ほか記事で色々なマウスやキーボードなどゲーミングデバイスを中心に弄っていますので、そちらも読んでいただければと思います。