はじめに
ロジクールGで最も軽量で最速のPROマウスですが経年劣化から黄ばみが目立ちます!今回は分解/清掃と黄ばみ除去をやってみましたのでご紹介いたします。
万人向けのゲーミングデバイスとして、人気の高いマウスなので使っている方も多いかと思いますが、そんな方の参考になればと思います。
製品の紹介
分解に入る前にすこーしですが、G PRO X superlightのご紹介をいたします。
型番:G-PPD-003WL-WH
本体重量:63g
連続稼働:最大70時間
サイズ:125mm x 40mm x 63.5mm
接続方式:LIGHTSPEEDワイヤレス
最大DPI:25,600
・HERO25Kセンサーを搭載、400IPSと100-25,400dpiまで1dpi刻みで設定可能な高精度
・マウスソールを拡大することにより、GPROよりスムーズに動かせるようになりFPSゲー
ムに適したものとなっている。
かぶせ持ち、つかみ持ち、つまみ持ちいずれの持ち方の方でも満足いく形状かと思います。重量は軽すぎず重くなく丁度ええ重さだと感じましたが、重さについては人それぞれ違いがでてくるところなので軽すぎるって言う方もいるかも知れません。
分解の手順紹介
上部とソールの分解
マウスソールのかまぼこみたいな形のソールシールとCの形のソールシールを剥がします。丁寧に剥がせば粘着力はまだあるので1回くらいは再利用可能かなと思います。
安いものなら1,000円くらいで売っているので、そこまで気にすることはないところですね(;´∀`)
ソールシールを剥がすと上部に3つ、下部に3つプラスネジが埋まっていますので、全て取り外していきます。
ネジを外すと上部分と下部分で分けることができますが、右側にはバッテリーが繋がっているコネクタとフレキケーブルが繋がっていますので左側から開けるようにしていきます。
コネクタは両側を摘んで引き抜くことができます。コネクタ抜きの工具がありますが、それほど硬くないので手でも十分引き抜くことができます・
フレキケーブルは白い部分を2枚目写真の用に上げた状態にすることでストッパーがなくなり引き抜くことができます。
結構小さいのでやりづらいかと思いますが、ケーブルを傷つけないように丁寧に作業してください。
ソール部分の分解
基盤はプラスネジが3本で固定されています。コネクタはケーブルに余裕はないので、掃除や作業をする時は難しい作業でもないので引き抜いて置くことをオススメします。
真ん中にはHEROのチップがしっかりと取り付けられていますね!電源ON/OFFのスイッチはひっかけているだけでした。
裏面にはUSB Type-Bが取り付けられていますね!
下部分の状態と分解は以上となります。
上部分の分解
クリックのスイッチやバッテリーが取り付けられている台座ですが、表面と裏面両方にネジが有り固定されています。そのためまずは左右クリックのカバーを取り外す必要があります。
バッテリーを取るとネジが隠れていますので、ここでバッテリーを外す必要がありますが両面テープで貼り付けてありますので、スパッジャー等で剥がしましょう!ただバッテリーを傷つけないように注意が必要です。無理に扱い折れ曲がったりしたらショートして最悪発火の恐れもあります。
バッテリーを外せたら1枚目オレンジ丸の箇所と2枚めの箇所ネジを外します!ここのネジは別の箇所と違いネジの頭の部分がやや広く種類が違うので覚えておきましょう。
左右クリックのカバーですが裏面からよりか表面からカバーを握って上下に動かしながら引き抜けば取り外せます。説明のために細かく書きましたが、ここは優しくガチャガチャすれば簡単に引き抜けます。
表面のネジは2箇所です。前述した裏面のネジも全て外すとカバーと分離することができました。
マウスホイールを交換する場合ですが、この状態ではまだ取り外すことはできません。
マウスホイール交換の場合はここまで分解が必要
マウスホイールとクリックスイッチが取り付けられている基盤は4箇所のネジで固定されています。
今回は外しませんでしたが、フレキケーブルも1本繋がっているのでスイッチ交換などの場合は取り外すこと必須ですね!
ホイールを外す場合ですが、バネ的な針金が支えとして取り付けられています。細く小さい部品なので紛失に気をつけてください(写真2枚目)。
クリックのスイッチはオムロン製のD2FC-F-7N(G1)という形式が使われているようです。
バッテリーは定格240mA 3.7V 0.9Whとなり約3cmのものが使用されていました。
取り替える際は参考にしていただければと思います。
分解の手順については以上になります。
残念ながら同じものはみつかりませんでしたが、参考製品
黄ばみの解消のために試したこと
経年劣化で黄ばんだものは汚れではないようなので、アルコールなどで拭いたりしましたが全くもってキレイにはなりませんでした。
そこで色々調べてワイドハイターが効果的なことを知り、早速近所のドラックストアーで購入してきました。
今回はジップロップを使いましたが、もしかしたらジップロップはオススメできないかもしれません!
途中で状態を見るときに破いてしまったのか一時日干しにした時かもしれませんが、いつの間にか袋から液体が漏れていまして、最終的に風呂場の桶にて漬け込むスタイルになりました。
ワイドハイターを購入してどうしたかと言うと3日間ほど漬け込む形で放置いたしました。
丸一日たった後に一度状態確認しましたが、多少残っている感じでしたので再度漬けてさらに2日放置した感じです。
結果としては、だいぶ白くすることができたと実感しています。
肉眼ではかなり白く見えるのですが、写真で見るとうっすら残っている感じですね(;´∀`)
1枚目がBefore、2枚目がafterの写真になります。
さいごに
G-PPD-002WLrのG_PRO_wirelessマウスと比べると軽くするためにちょこちょこと部品点数が違うなーと思いました。
分解のしやすさという点ですと、こちらのG_PRO_X_superlightマウスのほうがわかり易い構造で簡単だと思います。まぁどちらもそんなに複雑ではありませんがヘ(゚∀゚ヘ)
長く使うとホコリなどがたまりチャタリングの原因にもなりますので、その際は今回の参考にしていただき分解して清掃をしていただければと思います。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
G_PRO_wirelessマウスの分解した際の記事も書いております。
気になる方は見ていただければと思います。