RAZER wolverine v2の分解とボタンの修理をやってみた

その他デバイス

今回修理していくのはRAZERのゲームパッド!wolverine V2
結構キレイだけどRBのボタンの利きが悪いってことで、スイッチを交換すれば直るだろうって軽い気持ちで購入!
結果を先にいうと想定通りで、スイッチの交換だけでバッチリ使えるようになりました。
前々から色々見て、分解するの大変そうだなって思ってましたが、ホント大変だったので、その点伝えられればと思います。
今回使用した工具などは、最後にまとめてリンクを貼り付けておきます。

■ 絶対的な精度。究極のコントロール。
Xbox Series X|S ゲーム機用に設計された有線ゲーミングコントローラーでビッグリーグに挑みましょう。
高度なカスタム性によりゲームでより優れた精度とコントロール性が得られる Razer Wolverine V2 を使用すると、ソファでくつろぎながらも競技を支配することができます。
■ シャープな勝利をもたらす再開発
人間工学に基づいた L 字型のハンドグリップを採用した Wolverine V2 は、前モデルより自然なホールド感を提供します。曲線デザインと滑り止めラバーグリップにより、すばやく正確なボタン操作が可能になり、最高のパフォーマンスでを発揮できます。

■ RAZER メカタクタイル アクションボタンと方向キー
クッション性のあるタッチで反応性に優れたアクチュエーションを実現する Razer メカタクタイル アクションボタンと Razer メカタクタイル方向キーは、最先端の精度と歯切れの良いキータッチのフィードバックにより、あらゆる動きをサポートします。
■ 高度な操作を実現する追加ボタン
Wolverine V2 には、高度なゲーミングを可能にする追加ボタンとして、コントローラーの前面に 2 つのマルチファンクションボタンが搭載されています。
Razer Controller Setup for Xbox で割り当ての変更ができ、優れたコントロール性を活用しながら、プレイスタイルをカスタマイズできます。
■ 簡単なオーディオアクセス
簡単・快適に長時間ゲームプレイ。
3.5mm オーディオデバイスを、コンソールではなくコントローラーに直接接続できる便利な仕様です

■ 高度アプリ設定
Razer Controller Setup for Xbox で、詳細なカスタマイズ設定を行うことができます。
Xbox Series X|S 、Xbox One 、PC (Windows 10 以降)用に設計されたこの Xbox アプリでは、マルチファンクションボタンやトリガーを割り当て変更したり、感度クラッチレベルを調整して完璧なゲーム体験が楽しめます。
■ ボタンの割り当て
マルチファンクションボタンやトリガーの割り当てを変更したり、ゲームのジャンルやプレイスタイルに合わせて無限のカスタムプロファイルを作成しましょう。
■ 感度クラッチの調整
親指スティックを動かしながら「フォーカス」・「アジャイル」の割り当てボタンを押すと感度の増減が可能、求める命中精度もしくは反応速度を得られます。

まずは前面のパネルから外していきますが、たくさんの引っ掛けで固定されていて端からパチパチとスパッジャーなどで外していきます!
外した写真を見てもらえればですが、うっすーいやつです。

次に前面の持ち手カバー部分を外しますが、こちらも同じ要領でやっていくのですが、前面パネルとかより簡単でっす。
これで終わりと思いきや!Xboxのエンブレムのところにもネジが隠れているんすよね。

外すと写真のような形になりますが、これが非常に硬い!ほんとに取れるのかと思うくらい硬い。
細いスパッジャーでは太刀打ちできず、ステンレスとかのでは傷つける可能性もあるので注意!私の場合は写真に有る青いヤツ、先が曲がってて太めのコイツでなんとか外すことができました。
コヤツは精密ドライバーセットについていた物で、今までは細いスパッジャーで解決できていたので、1回も使ったことがなかったのですが、今回は大活躍でした。

これでやっとこさネジがすべて外せるようになりました。慣れていないとココまでの作業で結構時間使います!
ネジが埋まっている穴が小さめなので、太めのドライバーだと厳しいっす!100均のでもイケると思いますが、今回私が使ったのはエンジニア製品っす。

残りは見えているネジがたんまりありますが、こちらを外すと白いプレートが取れて基盤をあらわにすることができます。
また今回はRBボタンの取り換えをするので、スイッチがついている基盤を外していきます!ボタンカバーをずらすとプラスネジが見えるのでチャチャッと外せし、コネクタを引き抜けば準備バッチリっす。

ということで基盤の取り外しまでできましたので、分解は完了っす!
取り替えるボタンですが、6mm×6mm×2.5mm 4Pinのものでアマゾンなどでは売っていなかったのでAliExpressで送料込み209円で購入。
足が5本のものとかサイズも多数あるので、間違いないように注意してください。

取替えは簡単です。
フラックスを塗布⇒ハンダ吸い取り線でハンダ付けされている足を4箇所除去して⇒位置を合わせてハンダ付け⇒無水エタノールで拭き取り(フラックスを残さないため)ってな感じです。

チップに記載されている内容としては、「LPC1/65FBD10Q」「AWR185000」「SSD2122C」ってな感じでした。スイッチはKailh製で型番までは確認できませんした。マウスに使用されているサイズとは同じだと思います。

トリガーストップは原始的な感じなんですね!

フラックスはペースト状のものだと結構使いやすいと個人的には思っています。液状ならもっと安いのも有りっす。

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大抵の分解はこちらのセットでいけちゃいます。いつもこじ開けるのはサムコスのスパッジャーを使用していましたが、今回始めて精密ドライバーセットについている先が曲がった太いツールを使いました!コレなかったらXBOXのマークのところは分解できなかったと思います。

ネジ穴が小さい箇所も有り、今回は細いドライバーも活躍!
小さい基盤での作業のときは固定台がほしいところですが、私は逆作用ピンセットで代用!

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今回は以上になります。
他にも色々と分解をしては紹介していますので、そちらも見ていただければと思います。