RAZER Blackshark V2 分解/音が出ないのを修理

ヘッドセット・ヘッドホン

はじめに

片方から音がでないヘッドセットの修理に挑戦!結論を先に述べると色々調べて原因が分からず、別のJUNK品を購入しドライバーを付け替えて修理完了としています。原因は特定できませんでしたが、可能な限り分解をしましたので修理にチャレンジする方への参考になればと思います。

製品の紹介

BlackSharkはX・無印・PROと3パターンでの展開をされていますが、今回扱うのは無印のV2となります。まずはすこーしですが製品の紹介をします。
製品名  BlackShark V2
接続方式 有線
ヘッドホン形式 オーバーイヤー
サイズ  ‎170mm×200mm×100mm
重量   262g
・RAZER TRIFORCE チタン 50mm ドライバーを採用しており、高音、中音、低音をそれぞれ調整できる新しい特許取得済みの設計により、高音域をさらに豊かに、低音域をさらにパワフルにしたクリアなサウンドが広がる。
・USB サウンドカード搭載でノイズキャンセリングを実現。取り外し可能なマイクは、邪魔にならない設計で最適化されたマイクハウジングを備えている。
・3.5mm 端子で、PC、Mac、PlayStation、Xbox、Nintendo Switch、などに

分解方法の紹介

イヤーパッドは複数の爪で固定されていますので、スパッジャー等差し込んで取り外す時は、差し込む位置に気をつける必要があります。
写真で見ていただいて、時計でいうと1時のところには広く開いているので最初の差し込みはここがオススメです。

イヤーパッドを外せたら4箇所ネジ(プラス)で止まっているので外していきます。
ネジを外した後もいい感じでハマっているので、手などではドライバーを外すのはちょっとむずかしいかと思います。
私はペラペラくん(勝手に命名)で差し込みながら外していきました。色々な機器のオープニングプライヤーとしては重宝するので1個もって置くと便利ですよ。

基盤の部分は内部に4箇所こちらもネジ(プラス)がありますので外す必要がありますが、1箇所だけマイクジャックの基盤で隠れていますので、こちらも取り外す必要があります。

4箇所ネジを外しますと表面のカバーが外れるようになります。
ペラペラくんを差し込んで外しましたが、傷つけないように慎重にやってください。
2箇所のネジ(プラス)を外すとやっと基盤がフリーの状態になります。
以上が分解のご紹介となります。

修理するために試したこと

①まずはプラグ部分を拭き掃除しました!見た目汚れてたりしていませんでしたが念のため(´ε` )
②線が断線していないか導通の確認ですが、青✓はプラグのマイク部分を除いて3本確認しまして….問題なし!茶✓と紫✓は左右のドライバと繋がっているので両方の基盤部分で2本づつ確認しまして…問題なし!
③ハンダが上手く盛れていないように見える箇所をハンダし直してみましたが…改善せず!

④一旦別のドライバーをハンダで接続して、視聴すると…音はバッチリでました!ということで導通でも分かる通り線の断線はないので、ドライバの確認をしていきます。
⑤問題は内側の2つのハンダ箇所ですが、こちらがドライバの配線箇所なので抵抗を測定したところ…無し!この部分だねってところでこれ以上は調べましたが原因まで確認ができませんでした。

⑥内部へのケーブルはホンっとに細くて肉眼だと見えにくいのです。ホットボンド?保護されているものを取り除きハンダを盛り直して動作確認…ダメ(¯―¯٥)ハンダを取り除き配線を確認…すっごい細い線がしっかりと基盤のところに有りましたので改めてハンダをして確認…ダメヽ(`Д´)ノプンプン
ここまででお手上げ状態で、ドライバもヒートガンなどで炙りつつスパッジャー等で一生懸命コジッて分解できたのですが、取れたけどーーーーん?という感じで構造がよく分からず開け損をしてしまいました。

さいごに

最終的にはもう1個片側のだけ音が出ないJUNK品を購入しドライバをそのまま付け替えました。
ハンダ付け後は、以前購入したgoot製のホットボンドをして補強しました。

なんとか直したかったのですが、断念して2個1にする形となりましたが、分解してみたいなと思って際は参考にしていただければと思います。
今回はここまでとなります。

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