LOGICOOL M331 マウスホイールが効かないので修理してみた。

マウス

今回の故障内容はマウスホイールがクリックは反応するけど上下に操作しても反応がしない!という
結果を先に記載するとマウスホイールの回転軸になる部品!こちらを取り替えることで問題なく使えるようになりました。
そんな修理について今回は紹介していきたいと思います

修理する製品の紹介

仕様や特徴など
静かな場所でもクリック音を気にすることなく使用することができる静音マウス。
Windows7以降,Mac OS X 10.5以降,Chrome OSに対応など複数のOSに対応。
10m*離れた場所でもワイヤレス接続で使⽤可能。
電池交換なし単三形乾電池1本で約24ヶ⽉間の使用が可能。

製品番号     ‎M331BK                              
接続方式           ワイヤレス(USB 2.4GHz)
サイズ 105.4mm x 67.9mm x 38.5mm
重量 120g

シェルの分解

シェルの分解には乾電池を取り付けるところにあるシールを剥がす必要があります。
取り外すネジはこの箇所だけです。プラスネジなのでチャチャっと外しましょう。
ネジが取り外せたら写真のように隙間にスパッジャーを差し込んで外していきます!手では難しいですし、マイナスドライバーなどの硬い材質のものですと、シェルを傷つけてしまう可能性がありますのでプラのスパッジャーがオススメです。金額も高くないので買って置くといろいろな作業で使えます。

基盤の取外し

基盤の取外しですが、こちらもネジは1箇所だけのプラスネジ!それとは別に2箇所の爪で固定がされています。
赤丸の箇所になるんおですが、片側の爪を軽く外側に広げて外し、もう片側は同じようにするか基盤を斜めにしながら引き上げれば外すことができます。
このときに乾電池のバネみたいなやつ(電池バネって言うらしい)も基盤にはんだ付けされていますので、一緒に取外しましょう。

これでシェルから基盤を取り外すことができました。
マウスホイールの軸が折れて使えなくなったマウスっていうのをちょくちょく見受けられますが、こちらのマウスの場合はココまで分解すれば、あとはホイールの抜き差しだけでOKです。
今回はエンコーダホイールって言う部品の交換が必要なので、更に作業を進めていきます。

故障部品の取替え

冒頭でもご紹介しました取り替える部品です。
現状は写真で見ていただければわかりやすいと思いますが、足の部分が左右2箇所!これは部品の固定用です。
あとは電気的につなげる必要がある中央の3本という感じになっています。

ハンダを除去していくのですが、フラックスの塗布 ⇒ ハンダで温めながら吸取り器で除去っていうだけです。
表裏で貫通しているので、吸取り線では厳しいので吸取り器を使いましょう!半田ごてセットについてるようなのもありますが、オススメは私も使用しているエンジニアのSS-02です。先端がシリコンチューブ担っているので傷つけにくく、密着させることができるのでキレイに吸取りがし易い製品になってます。

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ポイント
私は、この部品を間違えて購入したことによりやっと気づいたのですが、こちらの部品は基盤から軸中心までの長さがmm単位で種類が豊富に販売されています。
なぜか私は軸中心ではなく天辺までを図り、それに合うものを購入した結果!あれ?既存で着いているのより長い(T_T)となってしまいました。
で、ポイントとしては図る必要が無いってことです。
写真の赤丸の箇所に11と記載があると思います。隣が私が購入したものなのですが、こちらにも11との記載があります。
そして間違えて購入したものには15mmを購入したのですが、15との記載がありました。どーもこの数字がサイズのようです!ということでこちらの数字を確認するようにすれば間違えることは無いかと思います。

はんだ付けの際もまずはフラックスを塗布します。そしてハンダを盛る!しっかりと取り付けられたら無水エタノールで拭き取ってください。これはフラックスが残ったままだと酸化する原因になるので、こちらを防ぐために必要な作業です。
以上で交換が完了したので、仮組みをして動作確認!無事動作が確認できたら本組みをして完了です。

おわりに

今回は初めての故障原因で、無駄な部品を購入するなどの失敗もありましたが、無事修理することができました。
他にもマウス、キーボードなどなどガジェット関連の修理や分解の紹介をしていますので、そちらも読んでいただければと思います。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。